- 歌曲
- 时长
简介
2年半の沈黙を破って、21世紀初登場となった松崎ナオの新作。澄んだ声とバラエティに富んだ楽曲が、聴き応え十分のロック・サウンドを醸し出す。参加ミュージシャンの豪華さにも注目。 彼女の歌はつまりは投函するつもりのない手紙だ。相手に届かないからこそ、こんなにも優しく穏やかな、そしてなにより哀しい音楽を奏でるのだとそう思ってきた。空を見つめていると、ますます寂しくなってきます。それは、“あなた”の名前を呼べば呼ぶほどひとりぼっちになっていく感じに似ている。松崎ナオは、空を見上げながらあなたの名前を呼んでしまう、そんな救いようのない旅人だった。しかしこのサード・アルバムにあるのは、ただただまっさらな優しさと穏やかさである。彼女の声はもう、空にだけ放たれてはいない。どこか上の空な調子外れの歌は、しっかり聴き手の手元へと流れ込んでくる。決して癒されない感情というものがある。その癒されない感情を真摯に歌い続けてきた松崎は本作で、それを悲劇でも喜劇でもない、日常の風景として描いてみせた。孤独感や迷いや不安を歌いながら、まるで春風のように清々しく響く歌がここにある。(1)には小林建樹と石井マサユキが参加。