「何かが変わりそうで変わらない僕でいるよ」と大江千里は,かつて歌ったけど,このアルバムは,そんな彼自身がくっきり浮かび上がっている。宇宙に想いを馳せたタイトルも,時代の流れを無視できずに,重ねて自身を投影しているように思える。秀作。