- 歌曲
- 时长
简介
強い攻めを感じた配信シングル『LINDY』で、昨年11月リリースの濃厚でぶっ飛んだアルバム『AINOU』の向こう側へと一気に駆け抜けた中村佳穂。そして、たった1ヶ月で配信シングル『q』を発表。レミ街の荒木正比呂(Key)、深谷雄一(Dr)、馬喰町バンドの武 徹太郎(Gt,トリフォン)と織田 洋介(コントラバス)という前回と一緒の演奏メンバー。 エレキ六線の緩やかなリフから始まるも、そこから中村のつんざくような歌声とダンサンブルでグル―ヴィーな演奏でぶちかましてきた『LINDY』。『q』も同じく緩やかなギターのリフから始まるが、全編に渡り、中村の囁くような歌と緩やかであり穏やかな演奏が印象的なしっとりとしたナンバー。決して歌い上げる事や鳴らし過ぎる事なく、淡々とスローにメロウながらも、確実に夏場の疲れ切った心身に沁みてくる歌声と音色。 歌詞も「全部あげる 私のものは」という決意を意識的に感じたドラマチックな前作と違い、 “君”に対して、「Trust You Just You(信じたい あなただけを)」という純粋な想いが前面に出ているロマンチックな今作。 この2ヶ月連続リリースでの見事な緩急の付け方には、「こう来たか…」と思わず唸ってしまう。同じメンバーで作っているのに、こうも全てが違う良さを出す事が出来るのかと感心する。また、どのようなタイプの楽曲でも、ずっとリピートしたくなる中毒性を持っているのも彼女の特徴ではなかろうか。