- 歌曲
- 时长
简介
高田渡といえば、友部正人とならぶ、俺の中学生時代のヒーロー。超然と、飄々と、俗世間を相手に悠然と自分の歌を歌う姿にシビれ、“長家の路地に~”などと近所迷惑かえりみずボロ・ギター片手にガナってたものです。酔っ払ってステージに立ち、歌よりもボヤキまじりのMCの方が長かったなんて噂は聞いていたものの、最近はすっかりごぶさた。なんでも新録のアルバムは8年ぶりとのこと。このアルバムを聴いた第一印象は「いや~変わんない」。今作はタイトル通り、外国詩の翻訳に曲をつけたものを集めたアルバム。即ち、「私は私よ」や「鎮静剤」など、俺もよく歌ってたかつての有名レパートリーの再演アルバム。昔に比べて格段にグレード・アップしたバッキングを従えて歌う高田渡の歌声は想像以上にイキイキしていて嬉しい。よく訳がわからないままに歌っていた歌の意味もさすがに今だとちょっとは理解できる(イイ歳こいて「ちょっと」か!~)。次回はオリジナル曲での完全復活を望みます。