- 歌曲
- 时长
简介
タイトル『日本民謡集』通り、旋律は確かにDNAレベルで記憶されている懐かしい民謡。しかし不思議と現代曲のサウンドだ。これらは作曲家、間宮芳生が50年代からNHKの音楽資料課で調べ選び抜いた日本の民謡を、独唱用の歌曲へと作曲し直したもの。波田野睦美の唱法はシャンソンのようで、ハヤシコトバなどは音韻を思い切り楽しんでいる。森一夫の声は七色に変化し昔語りを聴いているかのようだ。間宮の言葉通り「やさしくしなやかな旋律」である日本土着の音楽は、新しい響きにも通じることがよくわかる“前衛的な”一枚だ。 (新留美哉子) --- 2001年07月号