- 歌曲
- 时长
简介
CASCADE活動再開後初となるアルバム「メガラニカ」。実に9年ぶりとなるアルバムである。その内容はいかに。 先行シングル「パーティフルサルマンライフ」の流れを汲んだ非常にゴージャスでノリノリのアルバム。 声の張りとか良い意味でB級な空気感、そして格好良いリフの数々もどんどんと蘇ってきて あの頃と同じようなテンションで聴けてしまうアルバム。 要は、抜群に格好良い!アルバムだってこと。 勿論、再結成前とは違うエッセンスやノリも往々にしてあるので、全員が全員良い!って訳でもないのかな って思うところもありますが、 個人的にはOKな出来だと思います。 単純に、最後まで飽きずに聴ける極上のポップ・ソング集だとも感じています。 イントロから一気にCASCADEっぽさを出してきたと思ったら シリアスな名曲「切情ALIVE」でいきなり感銘を受けて その後ノリノリの新曲群に一気に引き込まれ、かと思えば「朝霧銀河Station」あたりから別の一面も見せ始めて 勇敢さ溢れる「ナムジカ」、バキバキのポップ・ロック「パーティフルサルマンライフ」でアガり 再び「ゆらめきSTOPモーション」や「ひらけトビラ」でメランコリックなCASCADEをじっくりと堪能して、 そのまま行くと思いきやラスト2曲で思いっきりハジけて終わる。 特に「Steve~仰ゲバ東都市~」ではハードコアの匂いも感じさせてくれて、ここまで攻め切ったラストだと潔くて素直に気持ち良かった。 途中で緩急をきっちりとつけながらも、攻めの姿勢は最後まで崩さない。 そういう意味では正にCASCADEらしい、CASCADEにしか作れない類のアルバムになっていると思います。 個人的にみんなが好きなCASCADEを見事に復活させた、というイメージが強いこのアルバム。 ツアーも始まりますが、再び勢いを見せ始めた彼らの音楽が今のリスナーにどう受け入れられていくか、にも注目しています。 取り敢えず、復帰第一弾としてはバッチリなアルバム。だと思いました。