夕暮れのビーチ、スコールの森、雨上がりの草原、見知らぬ町のホテル―― 「ここではないどこか」をただよう旅は、ほのかに切ない。 アサナ、3年ぶり3枚目のフル・アルバム。「スワール」とはインドネシア語で「声」の意。ガムラン、カリンバ、スチール・パン、ウクレレ、トランペットなど多彩な音色で紡がれるスケール感溢れるアンサンブルに、ゲスト・ヴォーカルたちが「声」を添えた。ボサノヴァ、ポスト・ロック、ジャズ、アフロビート、そしてアサナのルーツでもあるバリ島音楽を背景に、レイドバックでサウダージ、トライバルでリラクシンな傑作、ここに完成。 アーティストについて 浅野裕介による音楽プロジェクト。名古屋を拠点に活動。2002年に『クプ・クプ』、2006年に『レ・レ』の2枚のアルバムを発表。両作は各地のCRJチャートで1位を獲得するなど、高い評価を受けた。ライヴではクラムボン、キセル、スパングル・コール・リリ・ライン、calm、二階堂和美、口ロロ、降神らと共演。アルバム・リーフ、マーキュリー・プログラム、ロンサム・オルガニスト、スペンサ-・ドーラン、フッドなど来日アーティストのサポートも務めている