股旅姿でエレキ・ギターを弾いている風情が,橋幸夫のリズムものにはあった。都会派歌謡曲コンビの佐伯&吉田(5を除いて)の曲だけに,今となって大笑いするしかない60年代が息づいている。リズム歌謡をバラードにしてしまう橋の歌唱には脱帽だ。