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简介
無機質でハードなサウンドから迸る、人間愛と生への肯定! 金沢在住の轟音ロック・デュオ「NINGEN OK」、デビューアルバムをリリース!! ライブDVD一枚をリリースしたのみでFUJI ROCK FESTIVAL'12のルーキーステージに出演するなど、その圧倒的なステージングが話題の轟音ロック・デュオ、NINGEN OK(ニンゲンオーケー)。金沢を拠点に、web展開も含めてD.I.Y.なスタンスで活動を続けてきた彼らは、「すべてをライブに集中させたかった」として、これまで一度も音源を制作してこなかった。だが、"KAIKOO POPWAVE FESTIVAL" に二年連続で彼らを招聘したインディペンデント・レーベルPOPGROUPの熱烈なラブコールを受け、初となるレコーディングを開始。デビューアルバム『体温の行方』を完成させた。 90'sオルタナティブ~インディー・ロックやUSハードコアに影響を受けてきたと公言する彼らの音楽は、ソリッドに刻まれるギターとタイトかつ変幻自在のドラミングが絡み合い、競い合い、ときには激しく衝突し合いながら生み出される、ノイジーなインダストリアル・サウンドである。表面上は無機質にも聴こえるが、ダンスミュージックとしての高揚感を持つだけでなく、シンセサイザー(ピアノ)による叙情的なフレーズやデジタルエフェクトを全面的に取り入れたことで、非常にエモーショナルな響きを獲得。「僕らにとってロック=怒りの爆発ではなくて。ハードなサウンドだけれども、愛情表現であるっていうのは揺るぎない」とメンバーが語るように、生命力や人間愛が滲み出た、ポジティブなオーラを纏っているのが大きな魅力と言えよう。 レコーディング面では、ステレオではなく、敢えてモノラルによるミックスが採用されている。これは、音源としての魅力を追求する中でメンバーが判断したもので、「各パートから"誰かが弾いている"という記号性を排除して、スピーカーからひとつの"塊"として聴こえるようにしたかった」との意図が込められている。テクニカルでノイジー、そしてダイナミックな曲展開と、NINGEN OKの魅力が詰まった「track 02」、ギター、ドラム、ピアノが鮮やかに交わる「track 07」、穏やかでフィナーレに相応しい「track 09」など全9曲を収録。ライブで培われたサウンドの緊張感、そして音源ならではのアイデアが封じ込められたこのデビュー作『体温の行方』は、デュオ編成とは思えないほどのスケールと切れ味を提示した、雄渾無双のロック・アルバムだ。