少年時代、SF作家を夢見て絵を描き始めたのがきっかけで、今もささやかながら制作活動をしている、 Earth Ekamiこと、あーすの原点回帰のようなコンセプトで制作したCDです。 イラストで自分の描く世界を知ってもらえたらどんなに楽しく素敵なことだろうと、何年経っても そうした想いは消えることはありません。ボカロに出会ってからは音も交えた不思議な表現も できるようになりました。音楽についてはSolarstone、Armin、Ferry、Tiestoといったヨーロッパの トランスをきっかけにクラブミュージックにハマり込んだ経緯があり、今ではProgressive House、 Tech Houseといったマニアックなジャンルの曲ばかりをたしなんでおります（笑）。 「Impracticality」はそうした流れを汲んだTRANCYなトラックです。自らを隠し閉じ込めて しまうことで理想を見失いがちで窮屈な生き方しかできない、不器用な在り方を 見つめた悲哀を詩に込め、ミクさんに歌ってもらいました。 「Stardust Fellow」は打って変わってラブソングです。こちらもミクソング。 イビザ系のキラキラしたTech Houseです。4年くらいに初めてこの手のジャンルのハウスに触れた時に 非常に感銘を受け、 いつか私もこんなすばらしい音が作れないものかと思ったものです。 最近になってようやく思い立って、本CDで形にしてみました。ボーナストラックで インストバージョン、DJ向けロングバージョンなど多数収録していますので、ぜひご活用くださいませ。