これまでに歌われた曲と新録音で構成した武満徹アンソロジー。日本の歌の変革期であったフォーク・ムーヴメントにきちんとコミットした武満作品を,資料的な部分を含めて記録しようとする小室氏の姿勢に,フォーク第一世代ならではの責任感が感じられる。