けだるい春の1日が始まる。若葉がゆれ,風が吹きだした。きらきらと光がまとい,そして全編に薫風が渡る。そんなふうにアルバムは構成されている。村松の軽くリズミカルなピアノが相変わらずここちよく響くが,ヴォーカルはなくてもよかった。